外反母趾ってどうしたらいいの? - FUJI整体院 一宮院|一宮整体 | 一宮市|一宮市整体|腰痛|産後ケア

外反母趾ってどうしたらいいの?

外反母趾の方こそ歩くことが大切です。外反母趾とは?

中高年女性のなんと4割近くが外反母趾という事実。

60代女性の外反母趾の割合 37.2% 非常に多くの女性が外反母趾で悩んでいます 外反母趾や内反小趾は年齢とともに増える傾向にあり、60代以上の女性では4割近くにも達します

足裏アーチが下がった「開帳足」や、足指が上側に反ったまま地面に着いていない「浮き指」などを含め、足指に何らかの異常を抱えている女性は、なんと8割にも及ぶと言われています。

特に、外反母趾や内反小趾が悪化すると、足指の根元の関節が外側に張り出てしまうため、靴を履くと当たって擦れたり、足指の動きが不自由になって歩きにくかったりします。

また、痛みなどの自覚症状がひどくならない限り、特に気にすることもなく見過ごしてしまう方が多いのも特徴です。

外反母趾の原因は?なぜ女性に多いの?
前方に傾斜している靴や、足に合わない靴を履き続けていると、足指が固定されてしまい、本来、人間に備わっている足指で地面をつかむような動作ができなくなります。
足指を使わない歩き方は、足裏の筋肉を弱らせ、足裏アーチの下がった開帳足や扁平足を引き起こします。
アーチが失われた足裏は、軸足に体重が乗るたびに中足骨が圧迫されて広がり、同時に靴の中で足指が前方に押しつけられます


①母趾内転筋など足裏のアーチを作っている筋肉が弱まると、アーチが下がって開帳足になります。
体重バランスの崩れた悪い立ち姿勢で足指の根元に負荷が集中し続け、中足骨が広がって変形します。


②骨格など生まれ持った固有の特徴も外反母趾の誘発に関係します。
例えば、もともと足首が内側にブレやすい人は、体重移動の際に、内側に傾いた体重バランスを立て直そうとして自然に中足骨が広がってしまうので、外反母趾になりやすい体質と言えます。


①靴の中で足指を使わない歩き方や生活様式が影響して外反母趾を誘発、横アーチのある正常な足裏、横アーチが下がった開帳足に
 このような歩き方を長年繰り返すうちに、靴の形状に沿って足指が徐々に曲がっていきます。

これが外反母趾や内反小趾の直接の原因です。
さらに、骨格など固有の特徴も、外反母趾を誘発する要因となります

②性別や、生まれ持った骨格の構造など、固有の特徴が影響して外反母趾を誘発
例えば、他の指に比べて親指が長い方や、着地時に足首が内側に傾きやすい人は、そうでない方よりも外反母趾になりやすいです。
また、外反母趾が女性に多い理由は、ヒールが高めの靴を履く生活様式に加え、女性ホルモンの働きで男性に比べて靭帯や関節が柔らかく作られているため、歩行時の衝撃を受けやすいことが考えられます。
外反母趾を放置し続けると、ますます悪化します
足裏の筋肉が弱まり、足指に体重負荷が集中し続けることで発症する外反母趾は、激痛などの急性症状が出にくく、ゆっくりと進行します。
そのため、そのまま放置する方が多いのが問題です。外反母趾を放置したままでいると、足指への負荷は止まらないので、どんどん悪化してし まいます。
一度変形した外反母趾は、程度にもよりますが、元に戻ることはありません。
悪化が進むと、根元がさらに出っ張り、指が上下に重なって、靴を履くことはおろか、歩くことさえ困難になります。重症化すると、手術が必要となる場合もあります。
外反母趾が悪化する負の悪循環
外反母趾の方こそ、積極的に歩くことが重要です。

外反母趾が軽度〜中度までなら、専用のサポーターで補整・固定することで症状を一時的に和らげることが可能です。
しかし、足指を固定したままでは、状況は今までと何ら変わりません。これ以上、外反母趾を悪化させないためには、普段使わない足指を意識的に動かして、たくさん歩くことが重要なのです
足指を動かして、どんどん歩くことで足裏の筋肉が鍛えられ、関節を強化することができます。
ただし、その際に重要となるのは、シューズ選びです。
自分の足に合った外反母趾に対応しているウォーキングシューズを履いて、足指を積極的に使い、正しい姿勢で歩くことが大事です。
足に合わない間違ったシューズで歩くと、かえって外反母趾が悪化しますので注意が必要です。

外反母趾を悪化させないために、外反母趾対応の正しいシューズを履く
一番のポイントは、足に優しくて負担がなくしっかり足指を動かせる外反母趾対応のウォーキングシューズを履く 最近、外反母趾対応とうたっているシューズをたくさん見かけますが、その多くは、足指の根元が出っ張っていても履けるよう、単に靴の幅を広げただけという物ばかりです。

外反母趾の悪化を防ぐためには、幅広なのはもちろん、足裏アーチを支え、かかとを固定でき、靴の中で足が前すべりせず、足指をしっかりと動かせるタイプを選びましょう
また、足全体の筋肉の動きをサポートする、ウォーキングシューズとしての機能を有していることも忘れてはなりません。

外反母趾対応ウォーキングシューズ 7つのポイント
足指が当たって痛い場合は指の間を広げて保護する室内用サポーターの併用も有効。外反母趾対応でも足指に悪いシューズもあるから要注意!

 

指活ウォークのススメ、須賀清子先生、外反母趾アドバイザー。一番のポイントは、自分の足に合った外反母趾対応のウォーキングシューズで足指を使いながら毎日4千歩目標に!
外反母趾だからと言って足指を使わないでいると、ますます悪化します。

「指活ウォーク」とは、歩行時に足指を意識しながら積極的に使うことで、衰えた足裏の筋肉を鍛え、体重移動の際の踏ん張る力とバランス感覚を養い、外反母趾のさらなる悪化を防ぐ、とっても簡単な歩き方です。

毎日4千歩を目指して、ぜひ、チャレンジしてみてください。

悪い姿勢:上半身が猫背のように前傾すると、膝が上らず、歩幅も狭くなり、足指を使わない歩きとなって、外反母趾がかえって悪化します。良い姿勢:前方をしっかり見る。腕を軽快に振る。背筋を伸ばす。

足指を積極的に動かす「指活ウォーク」の方法

靴を履いていなかった大昔の人は、歩く時に足指を駆使して体重バランスを保っていました。
靴を履く現代人もやって出来ないことはありません。
覚えてしまえばとっても簡単ですよ。

1着地したとき
⚪︎真っ直ぐに着地する。×内側にブレないように かかとから真っ直ぐ着地して、
足首が内側に横ブレしないようにします。

かかとが内側にブレると親指の根元に体重が偏り、
中足骨が開いてしまうので要注意。

また、内股歩きにならないように気をつけます。

2 体重移動のとき
足指を束ねている母趾内転筋を意識しながら歩きましょう。 かかとから前方に重心移動する際に、
親指と小指の両方の根元にかけて均等に体重が乗るように
バランスをとります。
3 蹴り出すとき
外反母趾の悪化を防ぐ足指を使った歩き方が身につきます。 後ろ足で蹴り出すとき、
5本の指をギュッと曲げて、
大地をつかむような感じで力を入れます。

「指活ウォーク」で鍛えた後は足指のケアも行いましょう!

運動した後は筋肉を休ませますが、「指活ウォーク」も同様です。
普段あまり動かさない足指の筋肉を鍛えた後は、なおさらのことです。丁寧にケアしましょう。

1 冷やす(※炎症がある場合。)
足指の上にタオルをかけ、氷を入れたビニール袋を乗せて約3分間冷やします。

2 ツボ押しケア
全ての足指を曲げた時に
足裏にできる凹みを、
両手の親指の腹で、やや強めに押します。
湧泉(ゆうせん)全ての足指を曲げた時に足裏にできる凹みを、両手の親指の腹で、やや強めに押します。
第一指と第二指の骨が
接する場所にある凹みを見つけたら、
親指の腹で軽く押しながらゆっくりと回します。
太衝(たいしょう)第一指と第二指の骨が接する場所にある凹みを見つけたら、親指の腹で軽く押しながらゆっくりと回します。
須賀清子先生、社)JAM鍼灸協会理事長 鍼灸師・メディカルトレーナー 外反母趾アドバイザー ツボプロ梅田・ツボプロえさか 代表 「先が細く幅の狭い靴やヒールの高い靴は、足指が固定されやすく、長年にわたって履き続けると、足指の関節や足裏の筋肉に悪影響を与え、外反母趾を一層悪化させます。

適切なシューズを履いて、足指をしっかり曲げ伸ばししながら歩くと、衰えた筋肉や緩んだ関節が自然と鍛えられますので、外反母趾の悪化を防ぐのに効果的です。」

外反母趾を放置せずに足指をしっかり使って歩いて健康寿命を伸ばしましょう !
人生100年時代。
いつまでも元気でいるためにはバランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動など正しい生活習慣を心掛けることが大切です。
特に中高年の方には、日頃の運動不足を手軽に解消できるとして、ウォーキングが推奨されています。
しかし、60代女性の4割近くは外反母趾で悩んでおり、歩きたくても十分に歩けない、履ける靴すら無い、というのが実情です。
ですが、だからと言って、歩かずに外反母趾を放置すると、ますます悪化することは、先にも述べた通りです。
外反母趾で歩き方が悪くなると、全身に影響を及ぼし、頭痛や肩こり、腰痛、自律神経の乱れなど様々な疾患につながる原因となります。

外反母趾が原因で引き起こる様々な疾患

事実、肩や腰などの不調を訴えて来院された方々をこれまでにもたくさん診てきましたが、かなりの頻度で外反母趾を患っておりました。
そのような方には足指も施術し、足指を使った歩き方の指導も行っています。