テニス肘とは??
テニス肘(外側上顆炎)と内側上顆炎の違い
外側上顆炎とは、テニスをはじめ、バトミントンや卓球といったラケットスポーツを行う人に多くみられる、肘に起こりやすいスポーツ障害の総称。ややこしいのが、テニス肘と呼ばれる障害の中に、肘関節の内側が痛む内側型と外側が痛む外側型が含まれることです。
肘の内側が痛い内側上顆炎
内側型は内側上顆炎(ないそくじょうかえん)と呼ばれ、フォアハンドのときに肘関節の内側に痛みの症状が出ます。テニスだけでなく、ゴルフなどでもみられる症状です。
肘の外側が痛い外側上顆炎 – テニス肘
一方、外側型を外側上顆炎と呼びます。肘関節の外側にある外側上顆という部分に負担がかかり、炎症が起こることが原因で、バックハンドのときに痛みが発生します。一般的に、外側型のほうが内側型よりも発症率が高く、治りにくい傾向にあります。この記事では、外側上顆炎について詳しく紹介していきます。