腸活をしよう
腸の健康を守ろう
食事や生活リズムで腸を健やかに保つように心がけましょう。
起床後にコップ1杯の水を!
朝起きたらコップ1杯程度の水を飲みましょう。水を飲むことで腸が活性化されて目覚めます。冷水はおなかを冷やしてしまうので、常温や白湯を飲むのがおすすめです。
十分な睡眠で空腹時間を作り、朝食をとろう!!
小腸の蠕動運動は、空腹時に活発になります。そのため、寝る直前に食事をしてしまうと、胃腸での消化活動が盛んになり、小腸から大腸へ食べかすや食物繊維などを送る運動の時間を十分に取ることができません。つまり、腸内の掃除ができなくなってしまうのです。小腸に食べかすが残ってしまうと、腐敗したり、悪玉菌が増えたりして、腸内環境が悪化する原因にもなります。腸内環境を整えるには、寝る前の飲食は避け、空腹の状態で十分な睡眠時間を確保することが大切です。
また、空腹時間が続いた後に朝食を取ると、食べものによって胃が刺激されて、大腸が反射的に動き出す「胃・大腸反射」が起こるため、朝の排便もスムーズになります。
腸が喜ぶ食事内容を心がけよう!
動物性たんぱく質や脂質の多い食事に偏っていると悪玉菌が増える原因になります。
- 善玉菌が生きたまま腸に届くもの(プロバイオティクス)
ヨーグルト・納豆・みそ・キムチ・ぬか漬け・チーズ・整腸剤 など - 善玉菌のエサとなるもの(プレバイオティクス)
野菜・果物・こんにゃく・海藻・きのこ・はちみつ など
運動をする
腹筋が弱いと内臓全体が下がり、腸が圧迫されて蠕動運動が弱くなったり、血行不良によっておなかが冷えて腸内環境が悪くなったりします。運動をすることで、腹筋を鍛え、内臓をもとの位置に戻して腸の働きを高めるようにしましょう。
また、腸の蠕動運動は自律神経によって調節されているため、適度な有酸素運動を取り入れることで副交感神経を優位にして腸の蠕動運動を活発にするため、毎日20分程度するのがおすすめです。
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