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ゴルフ肘について

ゴルフ肘(正式名称:上腕骨内側上顆炎じょうわんこつないそくじょうかえん)は、肘の内側(小指側)の骨の出っ張り周辺に痛みや炎症が生じる疾患です。 [1, 2]
ゴルフのスイング(特にダフった衝撃や手首の使いすぎ)でよく起こるためこの名がつきましたが、テニスのフォアハンド、野球の投球、重い荷物の持ち運び、デスクワークでのキーボード入力など、手首や指を内側に曲げる動作の繰り返しによって誰にでも発症します。 [1, 2]

主な症状
  • ものを握って持ち上げたり、タオルを絞ったりするときに肘の内側が痛む。
  • ゴルフのスイング時に肘の内側に鋭い痛みが走る。
  • 肘の内側の骨を押すと痛い(圧痛)。
  • ひどくなると、何もしていなくてもズキズキ痛むことがある。 [1, 2, 3]
発生のメカニズム
手のひらや指を曲げる筋肉(前腕屈筋群)の腱は、すべて肘の内側にある「内側上顆」という骨に集まってくっついています。手首や指を酷使しすぎると、この筋肉の付け根(腱)に微細な傷や炎症が起き、痛みとして現れます。中高年(40〜50代)になると筋肉の柔軟性が低下するため、より発症しやすくなります。[1, 2, 3, 4]
起きたときの対処法と治療
  1. 安静(RICE処置): 基本は痛みの出る動作を控え、肘を休めることです。
  2. アイシング(急な痛みの場合): 痛みが強く熱を持っているときは、氷水などで冷やします。
  3. ストレッチ: 痛みが落ち着いてきたら、手のひらを前に向けて指を自分側に引き、前腕の筋肉を伸ばすストレッチが有効です。
  4. サポーター・装具の使用: 専用のエルボーバンドやサポーターを装着することで、筋肉の引っ張られる力を分散させ、腱への負担を減らすことができます。