なぜ人間は歪む?
なぜ体は歪む?
例えば、長時間のスマホやパソコン作業は、とくに姿勢の悪化を招きます。
リモートワークで自宅でもデスクに向かう時間が多くなっている今、体の歪みに悩んでいる人が増えているんだとか……。
また、日常のちょっとした癖が、姿勢の乱れを引き起こしていることもあります。
次の項目に当てはまる人は要注意!
無意識にやってしまっていないかチェックしてみましょう。
●立っているときは、いつも片側の足に重心をかけてしまう
●バッグをいつも同じ側の手で持ったり、肩にかけてしまう
●頬づえをつく癖がある
●デスクワーク中、気がつくと猫背になっている
あなたの体は大丈夫?歪みのセルフチェック
「もしかして私の体も歪んでる?」 気になったら、まずは自分の体の状態をチェックしてみましょう! 自宅で簡単にできる『体の歪みセルフチェック』をご紹介します。 (監修:出張訪問 整体ストレッチ パートナーズ 山路トレーナー・仁田トレーナー)
首の歪みのセルフチェック
2. 肩が動かないように注意しながら左右両方とも行う
通常であれば、どちらに首を動かして、自分の真後ろがはっきりと見えます。
しかし首に歪みがある場合は、左右のどちらかの筋肉に強張りを感じ、後ろが見えないことも……。
肩の歪みのセルフチェック①
2. 力を抜いてリラックスした状態で、両腕を横に開く
3. そのまま両腕を上げて、頭の上で手のひらを合わせる
4. 1分間キープする
こちらは通常であれば、耳よりも後ろに、ヒジがある状態に。
ヒジの位置が前後にずれていたり、1分間キープできなかったりした場合は、肩に歪みがある可能性もあります。
肩の歪みのセルフチェック②
2. 右腕を上から、左腕を下から背後に回す
3. 背後で両手を繋ぐ
4. 左右の手を変えて同じように行う
左右どちらでも背後でしっかりと手を繋げるのが通常の状態。
肩甲骨の位置がずれていたり、両肩の高さがずれていたりする場合は、背後で左右の指先同士が触れられない場合もあります。
肩の歪みのセルフチェック③
2. 手のひらと肘を合わせて合掌する
3. その状態を保ったまま肘を上にあげていく
4. 顎の高さまで肘が到達するかを目安として可動域の確認を行う
通常ならば顎のラインより高くなるはず。 より慢性的な肩こりや肩関節の硬直による歪み、インナーの筋肉のこわばりが確認できます。
肩の歪みのセルフチェック④
2. 背後に腕を回して、後ろで合掌する
肩甲骨と上腕骨をつないでいる4つの筋肉の歪み度合いが分かります。 理想は図のように合掌できること。歪みがひどいと体のラインやシルエットが崩れてしまう原因になってしまいます。
腰の歪みのセルフチェック①
2. つま先はこぶし1個分開けて、その状態で前屈する
手のひらが床に付き1分間キープできればOK。
しかし腰に歪みがある場合は、左右どちらかの手がつかないことも。
このチェックでは、体の歪みと合わせて、腰、脚、背中の固さもチェックできます。
腰の歪みのセルフチェック②
2. 胸の位置で両腕をクロスする
3. 肩を動かさずに、腰を右にねじる
4. 限界の位置まで腰をねじったら、クロスしていた両腕をまっすぐに伸ばす
5. 左も同じように行う
正面から見て90度の位置まで腰をねじられれば問題なし。
ねじりが浅いときは、腰の歪みが考えられます。
骨盤の歪みのセルフチェック
2. 両足を閉じたままお腹と太もも、ヒザ、足首の角度が90度になるように足を浮かせる
3. 床と腰の間に手のひらを差し込み、どの程度隙間があるか確認する
腰の下に、手のひらがすっぽり入るほど隙間がある場合は、骨盤が前傾に歪んでいる可能性が。
逆に手のひらが全く入らない場合は、骨盤が後方に歪んでいる可能性があります。
体の歪みを放っておくとどうなる?
例えば腰痛や肩こり。
これは歪みによって体のバランスが崩れ、局所的に負担がかかることが原因です。
体のバランスが崩れることで、疲れやすくなる場合もあります。
また体の歪みは、スタイルにも影響を与えます。
骨盤が歪んでいると、内臓の位置がずれて下腹部がぽっこり出てしまうことも!
さらに体の動きが小さくなり、代謝が落ちて太りやすくなるともいわれています。
健康的にきれいなスタイルを目指すなら、まずは体の歪みを改善することが大切です。
自宅でできる改善ケア
「体が歪んでいるかも!」と思ったら、自宅でできる改善ケアに取り組んでみましょう。 今回ご紹介するのは、デスクワークや家事の合間に手軽にできるストレッチ方法です。 ぜひチャレンジしてみてください! (監修:出張訪問 整体ストレッチ パートナーズ 山路トレーナー・仁田トレーナー)
肩・首の歪みの改善ケア
2. 手の甲を骨盤に当て、ヒジを起点にして前方にゆっくり動かす
3. 肩関節をじんわり伸ばしながら、気持ちいいと感じる位置で20秒キープ
4. 伸びが足りないと感じる場合は、逆の手で肘を持って前方にゆっくり伸ばす
腰の歪みの改善ケア
2. 右足のかかとを、左足のヒザの上に乗せる
3. 背中が丸まらないように意識しながら、上半身を前へ倒す
4. 右のお尻に効くようにじんわり伸ばし、気持ちいいと感じる位置で20秒キープ
5. 左右の足を変えて同じように行う
骨盤や腰痛などに関係している足の背面の筋肉を緩めて、歪み解消にも繋がります。
エステでできる改善ケア
体の歪みは生活習慣によって起こります。
そのため一人ひとり歪みの度合いや状態も異なるのです。
エステや整体では、プロの目線で個別にカウンセリングしながら、体の状態をくまなくチェック。
あなたにあった最適なケアが受けられます。
心地よい空間でボディケアをしてもらえば、リラクゼーション効果もばっちり!
プロならではのテクニックで、まずはしっかり歪みのケアをしてみてはいかがでしょうか?