腰痛と痛みの原因と改善方法
朝起きる時の腰の痛みの原因と改善方法【川口陽海の腰痛改善教室】
朝起きる時の腰の痛みの原因と改善方法、腰痛どで、朝起きる時に腰が痛くなることがあります。 ■朝、腰の痛みで目が覚める ■腰が痛くて起き上がれない ■痛くて体の向きを変えられない ■腰の痛みで立ち上がれない ■立ち上がる時腰が伸びない なんとか起き上がって身体を動かしていると良くなってくることも多いのですが、毎日のように続くこのような症状は本当につらいですよね。 今回は、筆者の腰痛トレーニング研究所でおすすめしている、朝起きる時の腰の痛みを改善する方法をご紹介します。
朝起きる時の痛みの原因は腰やお尻の筋緊張
朝起きる時の腰の痛みの原因は、腰やお尻の筋緊張です。筋緊張というのは、筋肉がこり固まってしまった状態のこと。 筋肉は長時間同じ姿勢でいると、こり固まってしまうという弱点があります。 寝ている間は、楽な姿勢で横になり、適度に寝返りなどもしていると思いますが、それでも長い時間同じような姿勢でいることになります。 そうすると、身体のあちこちの筋肉がこり固まって痛みを起こすことがあります。 この典型的な症状が、いわゆる『寝違い』です。 変な姿勢で寝たり、いつもと違うまくらや布団で寝たりすると、首や肩、背中の筋肉が硬直し、朝起きると痛くて動かせないということになるわけです。 『寝違い』ならせいぜい数日で良くなりますが、慢性的な腰痛の方は、腰やお尻などの筋肉がこり固まりやすい=筋緊張を起こしやすくなっているため、毎日のように寝ている間に腰やお尻の筋肉が固まってしまいます。 そのために朝起きると痛みがおこるのです。 このような痛みをおこす筋緊張をトリガーポイントといいます。トリガーポイントについて、くわしくは先日の記事にまとめましたので、関連記事をご覧ください。
朝起きる時に痛みを起こしやすい筋肉
【脊柱起立筋】
朝起きる時に痛みを起こしやすい筋肉はいくつかあります。 それは図のような筋肉です。 脊柱起立筋は背骨の両側にあり、腰から首までつながっている筋肉です。文字通り背骨を起立させて支えたり、身体を反らせる時などに働きます。 脊柱起立筋が緊張すると、図の赤い部分のように、腰からお尻にかけての痛みを起こします。