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産後はどのように変化する??

産後、ママの心と体は
どう変化する?

産褥期(さんじょくき)のイメージ画像

出産後6週間は「産褥期(さんじょくき)」と呼ばれ、ママの心と体がまだ落ち着かない時期です。出産までの間に直径30cm以上の大きさにふくらんだ子宮は、この時期に少しずつ元の大きさへと収縮していきます。また乳房は授乳のために大きくなり、乳輪が大きくなったり、乳頭が黒ずむことも。緩んだ骨盤も少しずつ元に戻っていきます。さらに、ホルモンの影響や慣れない育児の疲れ、夜中の授乳に伴う睡眠不足などから心にも大きな変化が現れ、気持ちが落ち込みがちになってしまうこともあります。

産後、体には
どんなトラブルが起こりやすい?
その対処法は?

産後、体のトラブルのイメージ画像

赤ちゃんのお世話にまだ慣れず大変な時期ですが、産後はママの体に以下のようなトラブルが起こりがち。自分だけで対処するのが難しい場合は、病院を受診したり、産後ケア施設で専門のスタッフに相談したり、各市町村で実施している産後ケア事業などを検索して相談・ケアしてもらいましょう。

産後に起こりやすい体のトラブル

子宮収縮の痛み・後陣痛
子宮が元に戻っていく際に痛みを感じることがあり、これを「後陣痛」と呼びます。特に赤ちゃんに母乳を与えるとホルモンによって子宮の収縮が促されるため、お腹が痛みます。痛みが強い時はカイロや湯たんぽを当てるなどお腹を温めたり、楽な姿勢を取ると軽減することがあります。我慢できない痛みのときは病院を受診しましょう。
会陰切開の傷の痛み
出産の際に会陰に裂傷ができたり、会陰切開をした場合、痛みがしばらく続きます。痛みからひきつれるような感じに変化していき、徐々に痛みがなくなっていきます。座ると痛い場合は、ドーナツ型の座布団を使い、座面に傷が触れないようにしましょう。
悪露おろが続く
胎盤の一部や子宮にたまっていた血液、羊水、膣の分泌物などが混ざったものが「悪露」。出産直後は真っ赤で、徐々に茶褐色になり、量もだんだん減って出産後1ヶ月頃にはほとんどなくなります。いつまでも続いたり、退院時に月経より多い出血があったり、かたまりが出る場合は何らかのトラブルの可能性があるので、一度病院を受診しましょう。
乳房の張りによる痛み
産後、徐々に母乳の分泌量が増え、乳房が重たく、張ったような感覚になることがあります。授乳後も乳房が張って痛むときは、軽く搾乳したり、授乳間隔を短くするなど母乳をためないようにすると軽減します。乳房が熱を持っているときは濡らしたタオルなどで冷やすのがおすすめ。痛みが続く場合は母乳が乳管で詰まって乳腺炎になる恐れがあるので、悪化する前に受診しましょう。
骨盤の緩み
分娩時に開いた骨盤は産後少しずつ戻っていきますが、自然に戻るまで3~4ヶ月ほどかかり、その間は不安定な状態になります。その間に無理に体を動かすと、骨盤が歪んでしまったり、腰痛などの不調につながることも。産後1ヶ月~2ヶ月ほどはあまり無理をせず安静にし、骨盤ベルトなどでサポートしながら正しい姿勢で歩くように心がけましょう。

産後1ヶ月の過ごし方を
知っておこう!

産後1ヶ月の過ごし方のイメージ画像

産後1ヶ月はママにとって大事な時期。この時期に無理をすると後々にまで影響が残ってしまうことがあるので、落ち着くまでは体の回復を優先し、周囲の力を借りながら過ごしましょう。

なるべく体を休めて過ごして

まだまだ体の回復が進んでいない時期。疲れを感じたらすぐ横になりましょう。家事・育児は家族に協力してもらって無理のない生活を送ることが大切です。

疲れがたまる頃。無理は禁物

夜中の授乳が続き、睡眠不足から疲労が出始めます。赤ちゃんのお世話だけでも大変なので、家事は家族と分担して行いましょう。マタニティブルーがピークになる時期でもあるので、不安を感じたら出産した病院や、自治体の相談センターなどに相談しましょう。

新しい暮らしに慣れ、徐々に元の生活へ

悪露が減ってきて、赤ちゃんのいる暮らしにも慣れてきます。疲れが出ない程度に、徐々に家事や生活のペースを作っていくといいでしょう。

検診でOKが出たら外出もできるように

1ヶ月検診が行われる頃。検診で何も問題がなければ、入浴や外出もできるようになります。ただしいきなり遠出はせず、近所への散歩や買い物などから少しずつ慣らしていきましょう。

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