40肩の体操
一般的な五十肩は腕を上げると痛みがあるのに対し、終身型五十肩については他の人に腕を上げてもらえば簡単に上がるというものです。これは終身型というのは肩のなかの筋肉・腱が切れてしまっている部分があることを意味します。なのでほかの人に手伝ってもらうとあがって自分ではあがらないということです。
もう一つの話が、五十肩、四十肩は放っておくと後遺症が残る病気なので要注意という事。
また、五十肩、四十肩は、痛みを感じる期間が3つに分かれていて、急性期、慢性期、回復期とあり、それぞれに合った治療方法をうけることで回復が早くなると紹介しています。
強い痛みで日常生活に支障をきたすようなら、自己流や市販薬で治さず、整形外科などにかかったほうが安心ですよ。石灰が溜まった状態の肩の人には注射で即効効果がでる患者さんも多いです!
即効で効果がでやすいのは痛みが治まってきて急性期をすぎた回復期となっている人にでやすいです!慢性期で強く凝り固まってしまっている人には即効でというより徐々に効果がでるので、継続していくことが重要です。
お家で簡単ストレッチ方法
五十肩、四十肩になりにくい体操選手は肩甲骨がよく動いている事が判明。
日ごろ同じ姿勢を取ることが多い人は、肩甲骨を意識して動かすことが予防の第一歩です。
無理なく手軽に出来るストレッチ方法で、場所を取らずにできます。
四十肩、五十肩の症状はなくても、肩が凝ったなと思った時にはぜひ実践してみてください。
▽ひじ丸体操
・右手で右の襟を摘まみ、肘を中心に円を描くようにぐるぐる回します。
・左も同じように行います。
初めはゆっくり、小さい動きから行い、慣れたら大きく動かすようにすると効果的です。
右回り、左回り5回ずつを、1日1回行いましょう。
ポイントは肩甲骨を一緒に動かすということです。肘だけしか動かないと効果が半減するどころか痛めてしまうときもあるので痛みのない範囲で一緒に肩甲骨を動かしていきましょう!
▽ペンギン体操ストレッチ
・腕をまっすぐ下に降ろしたまま肩甲骨を上下に動かします。
・次は腕をまっすぐ横に伸ばしたまま、肩甲骨だけを近づけたり離したりします。
ポイント:このときは肩が上に上がった状態だと違う筋肉を使ってしまうので、肩甲骨を真ん中から下の方に寄せ付けるのがコツです。
・最後に腕をまっすぐ前へ伸ばし背中を丸めたり、反らしたりします。
ポイント:このときも肩があがらずに、呼吸をしながら肋骨・脇もふくらましたりしぼめたりしながらだと効果が出やすいです。
それぞれの動きを10回ずつが目安です。