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50肩の原因って??

肩関節周囲炎(五十肩)とは?

五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」といいます。関節の動きを滑らかにするために、関節周囲の筋肉や腱(けん)などの間には、滑液包(かつえきほう)と呼ばれる潤滑油のような役割をする液体が存在します。老化によって、この滑液包や筋肉、腱などに炎症が起こって痛みが生じると考えられていますが、はっきりした原因はよくわかっていません。
肩を動かすと痛い、腕が上がらない、シャツの袖に腕を通すのがつらいなどの症状があったら、五十肩の可能性が考えられます。
最初のうちは肩を動かすと痛む程度ですが、次第に安静にしていても痛むようになり、肩の可動域が狭くなっていきます。五十肩の場合、片方の肩だけに痛みがあるのが特徴です。片方の肩が発症したあとに、もう片方が痛くなるケースはありますが、両方の肩が同時に痛くなることはあまりありません。
五十肩の症状で特につらいのが、寝ているときに痛みが増す「夜間痛」です。特に、仰向けで横になり、肩が後方に落ちる姿勢になると、痛みが増します。ズキズキと疼(うず)くような痛みを伴うこともあり、睡眠が妨げられて、日常生活に支障をきたすようになります。

五十肩は放っておけば治る?

よく「五十肩は放っておけばいつか治る」といわれますが、はたして本当なのでしょうか? 平均して1〜2年で治りますが、なかには何年も痛みの残る人や、痛みが改善しても可動域の制限が残ったままの人もいます。できるだけ早めに受診して、適切な治療を受けることが大切です。

五十肩の痛みを改善するには

肩が痛むからといって動かさないでいると、痛みが悪化したり関節の可動域が狭くなったりするので、無理のない範囲でなるべく肩を動かすようにしましょう。ただし、痛みが強いときは医師の診断を仰いでください。必要に応じて、内服薬や肩関節内注射で痛みを抑えることができます。また、睡眠時に肩が痛むときは、肩の下にたたんだタオルなどを敷くと痛みが緩和されるでしょう。

痛みの度合いに合わせ、自分でできるケアと病院での治療の両方を組み合わせて、五十肩を改善していきましょう。