猫背は見た目が悪くなります
「デスクワークやスマホを見るときに下を向く猫背や前傾姿勢を長時間していると、おでこが下がり目元に大きな負担がかかります。この負担が目元周辺の筋肉の衰えを引き起こし、まぶたのたるみやおでこのシワの原因となって目元の疲れや目の大きさにも影響します。また、食いしばりや眉間にシワを寄せるなど顔をこわばらせる癖や、イライラや憂鬱を解消できずにいるとネガティブな表情が顔の癖として定着。おでこのたるみや緊張は、固く丸みのないゴツゴツとしたおでこの形をつくってしまいます。」
バストが下がる
背中の状態はバストにも大きく影響するそう。
「肩甲骨が開くことにより、背中が丸まり、垂れ乳の原因に。バストが背中に引っ張られ、離れ乳の原因にもなります。肩甲骨の可動の左右差によって、バストに左右差がでることにも。さらに、肩甲骨が広がった分だけ身体の幅も広がり、見た目や体重にも影響が…。」
背中を整えることが美バストにつながるそうです。
太りやすくなる
例えばスマホを見るときに首や肩が前に落ちた猫背姿勢になると、上半身の傾きをカバーするために下半身の膝が曲がり、骨盤が後ろに倒れるという姿勢に。骨盤が後傾すると、歩くとき足を強く蹴り出せなくなるので、歩幅が狭い弱々しい歩き方になってしまいます。そんな生活を続けていると筋肉の量が落ちるので太りやすい身体になってしまう上、体力も落ちて疲労も抜けにくく。結果、動く気が低下し、ますます運動不足になってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
猫背の原因って一体なに?
スマホやパソコン
スマホを見るときやパソコンをするときは、肩が内側に入って肩甲骨が開きやすく、猫背の姿勢になりやすいと言われています。長時間こういった姿勢を続けていると骨盤が歪んでしまったり、使うべき筋肉が使われないので筋肉が緩んでしまったり、首が前傾してしまったりするのだそう。
日常はもちろん、デスクワークが多い人は、とくに気をつけなければいけませんね。
まずは正しい姿勢をチェック
姿勢を正すポイント
\NG姿勢/
・肩が内に巻き込んでいる
・頭が前に出ている
・バストの位置が下がっている
・お腹が潰れている
・背骨が曲がっている
・肩甲骨が開いている
\OKな姿勢/
・背筋がまっすぐ伸びている
・骨盤が立っている
・深い呼吸ができる
身体の力を抜いた状態で、頭の先から1本の紐で引っ張られるイメージを意識しましょう。
猫背を治すストレッチ方法
猫背をリセットするキャットレッチ
1. 手を後ろで組む。
このとき手のひらは上を向くようにして。
2. 肩を後ろに思い切り引く。
ゆっくりと息を吐きながら行って。肩甲骨の間においたレモンをギューッと絞るイメージで。
3. そのまま首を後ろに倒す。
ゆっくり3つ数えたら頭を起こして肩の力を抜く。
\肩の引きが不十分だったり、腰が反りすぎていたりするのはNG!/
首を痛める可能性が。しっかり肩甲骨を引いて。
腰痛の原因に。
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美しい背中を作る肩甲骨ストレッチ
1. 手を肩に添える。
2. 肘を耳の高さまで上げる。
このとき頭と目線はまっすぐに。
3. そのまま前に5回まわす。
肩が後方にいくときに大きくまわすことを意識。
4. 後ろにも5回まわす。
肩甲骨を引き下げながらまわすイメージで行うと、僧帽筋のハリが解消されて細く長い首へ。
5. 反対側も同様にまわす。
左右の肩前5回・後ろ5回×3セット、毎日行って。